第91回選抜高校野球大会は、3月23日(土)から始まります。
各地区予選を勝ち上がった出場権を手にした29校のチームと、センバツ選考委員会から選ばれた21世紀枠3校の、計32チームで春の頂点を目指します。
今回は中京大中京高校と並び、春のセンバツ最多優勝記録を持ち、長い伝統と実績を持つ愛知の強豪・東邦高校について紹介していきます。
東邦高校野球部チーム紹介
東邦高校は、愛知県名古屋市にある私立学校。
部員数は46名。愛知県の他に、岐阜県、静岡県、沖縄からも甲子園を目指して東邦高校へ入学し、野球に打ち込んでいます。
私立学校ではありますが寮がないため、下宿先を見つけたり、家族で引っ越しをする選手も見られます。
最近でいうと、中日ドラゴンズ 藤嶋健人を輩出。
今年の東邦高校は攻撃、守り共にかなりハイレベルなチームに仕上がっています。
秋の県大会では5試合を戦って、47得点。1試合平均5点以上取る計算になるほどの破壊力を誇っています。
守備ではプロ注目本格右腕 石川昴弥投手を中心に、少ないエラーで最少失点に抑えます。
強力な打撃力、堅実な守備と甲子園の舞台でも上位に挙がるほどまとまったチームです。
東邦高校2018年秋季大会の結果
2018年 高校野球 愛知県秋季大会 決勝
東邦高校 8-4 中京大中京高校
2018年 高校野球 東海地区秋季大会 一回戦
東邦高校 7-0 岐阜第一高校
2018年 高校野球 東海地区秋季大会 準決勝
東邦高校 10-9 中京学院大中京高校
2018年 高校野球 東海地区秋季大会 決勝
東邦高校 10-2 津田学園高校
愛知県予選、東海地区大会ともに大量得点を取り、他を寄せ付けない戦いで勝ち抜いてきました。
準決勝の中京学院大中京高校戦では、8-3で劣勢の9回に5点を取り、振り出しに戻すと、延長10回にサヨナラ勝ちをおさめました。
東海地区大会の3試合でホームラン5本の破壊力バツグンの攻撃力に加え、劣勢でのしぶとさ、土壇場での集中力で春の甲子園の切符を手にしました。
東邦高校エースピッチャー・石川 昴弥投手の球速・球種
背番号1石川 昴弥 身長185センチ 体重81キロ 右投 右打
最速144キロのストレートを軸に、恵まれた体格を生かした角度をうまく使った投球が持ち味。
石川選手は、元々は内野手で、ショート、サードがメインで一年生からベンチ入り、秋季大会からは、名門校の東邦高校で4番に座るほど、身体能力や野球センスに際立ったものを感じます。
馬力十分、身体のバネ十分の体格を生かし、打者にも力でぶつかっていきます。
また持ち味のストレート以外にも、二種のスライダー、勝負所でのスプリットなどの低めへのコントロールも良く、打者は攻略することに大変苦労するでしょう。
打者としてプロ注目選手だった石川昴弥が、本格派ピッチャーとしてマウンドでベールを脱ぎます。
東邦高校4番バッター・熊田 任洋 遊撃手
背番号6熊田 任洋 身長174センチ 体重72キロ 右投左打
打ってよし、守ってよしの熊田任洋。
投が石川なら、打は熊田。石川と並び、プロ注目の遊撃手。一年秋から東邦高校の主軸として打線を引っ張ています。
パンチ力のある打撃もウリだが、熊田といったら打率の良さ、選球眼の良さが最大の武器。
一年夏から出場し、打率は5割を超え、一年秋には打率4割5分。
愛知県出身のイチロー選手を彷彿とさせる打席での落ち着き、雰囲気は高校生離れしています。
この冬で、身体が一回り大きくなり、スイングスピードもかなり向上。春の甲子園で大暴れしてくれることを期待しましょう。
東邦高校その他の注目選手
背番号55番バッター 長屋 陸渡 内野手
壮絶な逆転劇を演じた東海地区大会準決勝の中京学院大中京高校との一戦で、二本のホームランを放った長距離砲。
共に5割近い出塁率の3番 石川 、4番 熊田の後を打つポイントゲッターとして重要な役割を担う。
大きいのだけでなく、逆方向への打球も魅力で、大きな体格に似合わず、柔らかさも持ち合わていますので注目してみてください。
東邦高校野球部2019注目選手と戦力分析!-まとめ
常に愛知県のトップに君臨し、強豪校としての立ち位置を維持する名門東邦高校。
その長い歴史でもかなり上の方に値するチーム力と言われている2019年度の精鋭達。
2019年は全国的にも好投手が豊作の世代だが、その好投手達を打ち返す東邦高校の破壊力に要注目。
エース石川の力投、破壊力バツグンの東邦高校打線はきっと甲子園を沸かせてくれるでしょう。
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