第91回 春のセンバツ高校野球大会が2019年3月23日(土)から始まります。
昨秋に各地区で結果を残し、選びぬかれた32チームで春の日本一を目指し戦います。
今回は春夏通算3度目の甲子園出場で、初勝利を狙う大分高校の分析をしていきます。
大分高校野球部チーム紹介
大分高校は、大分県大分市にある中高一貫の私立学校。
大分高校と言えばサッカー部が有名で、ほぼ毎年全国大会に出場しており多数のプロサッカー選手を輩出しています。
部員は57人で、ほとんどが地元大分出身の選手。
しかも大分出身の選手が附属の中学校出身のため、中学時代から共にプレーする選手が多い。
チームワーク、団結力が持ち味のチーム。
「ジャイアントキリング」秋には数々の大物食いを見せてくれた大分高校。
戦力的には、正直他のチームに劣るが、最終的には勝ち試合にしてしまう。
長崎一位、鹿児島一位を破り、神宮大会ベスト4の筑陽学園とも延長12回の接戦を演じました。
バツグンのチームワークで最高の力を引き出す楽しみなチームです。
大分高校2018 秋季大会結果
高校野球大分県秋季大会決勝
大分高校6-11明豊高校
高校野球九州地区秋季大会一回戦
大分高校4-1長崎南山高校
高校野球九州地区秋季大会準々決勝
大分高校8-1 神村学園高校
高校野球九州地方秋季大会準決勝
大分高校3-5筑陽学園高校
数々の強豪を倒して、九州大会ベスト4まで勝ち上がりました。
ずば抜けた選手はいないがエース 長尾の力投と、キャッチャー 江川のリードで相手を翻弄しました。
このバッテリーは小学生の頃から組んでおり、固い信頼感で繋がっています。
攻撃面では、進塁打、バントなど基本に忠実な野球がチームカラーで小刻みに1点1点取っていく。
唯一、守備の安定感が物足りなく感じ、この冬でどこまで強化されたかが鍵となります。
大分高校エースピッチャー 長尾 凌我の球種・球速
背番号1 長尾 凌我 投手 身長176センチ 体重76キロ 右投 右打
粘り強さが持ち味の大分高校の柱であるエースピッチャー。
ストレートも平均120キロ後半と決して早くないが、ずば抜けた制球力で打者と対峙します。
ホームベースの内外、高低を自由自在に投げ分け、打者を前後にも揺さぶる素晴らしい投球で魅せてくれます。
ここ数年では見られなかったタイプの投手で、ぜひ注目して見て欲しいです!
昨秋は50イニングを投げ、防御率1.98という安定感も見せ、甲子園を沸かすピッチャーの一人になるでしょう。
大分高校4番バッター中尾拓士内野手
背番号3 中尾拓士内野手 身長177センチ 体重74キロ右投 左打
基本に忠実な大分高校の攻撃の中心になるのが4番中尾選手。
バランスのとれた体格からシャープなスイングをし、打点を叩き出します。
4番打者だが、犠牲フライを狙って打つなどチームバッティングにかなりこだわり、献身的なプレーを見せます。
上位の打者に出塁率が高い選手が多いため、いかに中尾がチャンスで役割を果たせるかが鍵になるでしょう。
大分高校その他の中心選手
背番号2 キャッチャー 江川 侑斗 選手 身長177センチ体重80キロ右投 右打
大分高校の3番キャッチャーのチームの要。ガッチリした体格に似合わず、キレイなスイングの打者。
秋には打率4割近い成績をのこし、確実性に素晴らしいものをもちます。
またエース長尾とは小学5年生からずっとバッテリーを組み、長尾の長所を最大限に生かすリードが圧巻。
二人の呼吸の合った投球術で流れを引き寄せ、甲子園での初勝利を目指します。
選抜高校野球2019大分高校野球部注目選手と戦力分析!【まとめ】
これぞ高校野球というようなチームワークで強豪チームとの死闘を勝ち上がり、センバツの切符を掴んだ大分高校。
目立った選手はいなくても、チームが一つになれば強豪にも勝てると教えてくれるような面白いチームに仕上がっています。
甲子園でも念願の初勝利、大物食いを見せてくれることを期待しましょう!
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