選抜高校野球2019筑陽学園高校野球部注目選手と戦力分析!

第91回春のセンバツ高校野球大会が始まります。

各地区で結果を出して、選考委員会で選ばれた32チームが春の日本一を目指し、2019年3月23日(土)から12日間にわたり戦います。

今回は明治神宮大会でもベスト4まで勝ち上がり、初のセンバツの切符を手にした筑陽学園高校を分析していきます。

筑陽学園高校野球部チーム紹介
筑陽学園高校2018秋季大会結果
筑陽学園高校エースピッチャー西雄大の球種・球速
筑陽学園高校4番江原佑哉内野手
筑陽学園高校その他の注目選手
選抜高校野球2019筑陽学園高校野球部注目選手と戦力分析!【まとめ】

筑陽学園高校野球部チーム紹介

筑陽学園高校は、福岡県太宰府市にある中高一貫の私立学校。

野球部以外にもサッカー部がとても強く、全国準優勝の経験があります。

また、学力も高く、偏差値70というクラスもあるほど力を入れています。

野球部OBには、今年プロ野球を賑わした広島カープ長野選手がいます。

部員数はマネージャー含め51人。ほとんどが地元福岡県出身で、少数大分、沖縄から入学されており地元から人気のある強豪校です。

甲子園は2019センバツが２回目ですが、常に上位を争う位置におり、実力は健在。

その歴史の中でも史上最強世代と言われる2019世代は秋の県大会、九州大会を制覇し、神宮大会でもベスト4まで進出しました。

安定した3人の投手陣、鉄壁の守りでかなり失点が少ない。

また打撃陣も力を秘めており、強打者が並び打撃戦でも負けない強さを持っています。

筑陽学園の史上最強と言われるチームは、走攻守すべてにおいて高いクオリティを誇っています。

筑陽学園高校2018秋季大会結果

2018高校野球福岡県秋季大会決勝
筑陽学園高校5-3 九州国際大附属高校

2018高校野球九州地区秋季大会一回戦
筑陽学園高校1-0小林西高校

2018高校野球九州地区秋季大会準々決勝
筑陽学園高校1-0興南高校

2018高校野球九州地区秋季大会準決勝
筑陽学園高校5-3大分高校

2018高校野球九州地区秋季大会決勝
筑陽学園高校7-5明豊高校

2018高校野球明治神宮大会準々決勝
筑陽学園高校10-1桐蔭学園高校

2018高校野球明治神宮大会準決勝
筑陽学園高校2-5札幌大谷高校

昨秋は筑陽学園にとってかなり収穫の多かった試合が多く、チームとしての成長を感じられます。

三枚看板の投手全員が崩れることなく試合を作ったこと、役割を果たしたことは失点数を見れば明らかで、投手陣のレベルの高さと守備の安定感は甲子園でも上位に入ります。

また、一方的な試合が少なく、強豪チーム相手に数々の接戦を制してきています。

逆転勝ちや、サヨナラ勝ちもあり粘り強さ、しぶとさはチームの武器の一つでもある。

ハイレベルな投打に加え、粘り強さも持ち合わせた非常に完成度の高いチームになっています。

筑陽学園高校エースピッチャー西雄大の球種・球速

背番号1　エースピッチャー西雄大投手　身長176センチ体重68キロ右投右打

1年の夏から公式戦での登板経験をもつ経験豊富な投手。

筑陽学園の三本の矢の一人で、背番号1を背負うエース。

球速も変化球も目立ったものはないが、とにかく投げっぷりがいい。

ピンチでも劣勢な時でも物怖じすることなく、バッターに向かっていき、チームに流れを呼び寄せます。

唯一、身体が細いのもあり、上体が不安定でコントロールが定まらない試合もあるため、センバツまでにどこまで修正、改善したかがポイントになるでしょう。

筑陽学園高校4番江原佑哉内野手

背番号4　江原佑哉内野手　身長177センチ76 キロ右投右打

バランスの良い体格で柔らかいバッティングが持ち味のチームの要。

秋の県大会では打率は5割を記録し、右ピッチャー、左ピッチャーどちらも苦にせず打ち返すことができる。

4番打者ながらバットコントロールがよく、広角に打つことができる繋ぐタイプの4番打者。

また、殊勲打がかなり多い打者で、勝負所だったり、勝ちをきめる打点を挙げるシーンが目立つためラッキーボーイ的な存在でもあります。

筑陽学園高校その他の注目選手

背番号10 西館昴汰投手　身長187センチ体重81キロ右投右打

背番号10ながらチームの柱の一人であり、秋の大会でも躍動。

九州大会でも27イニング投げて、防御率1点と最高の結果を残しました。

下級生の時からプロ野球のスカウトに注目されており、生まれ持った潜在能力に結果がついてきたと言っても過言ではありません。

個人的には最後は西館投手が背番号1を背負うのではないかとも感じています。

今大会も、昨秋のような素晴らしいピッチングで、チームを勝利に導いてくれるでしょう。