6月7日(金)から女子ワールドカップ2019フランス大会が開催されます。
今大会ダントツの優勝候補がアメリカ合衆国。
日本代表が世界の頂点に上り詰めるためには、避けては通れないチームです。
今回は、なでしこジャパン最大のライバル、アメリカ女子サッカー代表チームを紹介します。
【W杯サッカー】アメリカ女子代表のチーム紹介
アメリカサッカー女子代表のWカップメンバー発表がかっこよすぎる。なでしこジャパンもぜひこれくらい力を入れて欲しい! https://t.co/Y7N8Qw4or9
— マエマエ (@maemaechicago) May 3, 2019
アメリカ女子サッカー代表チームは、FIFAランクを見ても、ここ1年近く一度も下げることなく1位を保っていて、以下、ドイツ、イングランド、フランス、カナダ、オーストラリア、日本と続きます。
1985年に初の国際試合でイタリアに0-1で敗れてから34年。
過去の実績は半端ではありません。
第一回ワールドカップで初優勝をしてから、2015年までの計7大会で3回の世界一、1996年に女子サッカーがオリンピック競技として採用され2016年までの計6大会で金メダル獲得4回と、世界の女子サッカーを牽引しています。
FIFAランクが全てか?と問われるとそうでもない部分があることはありますが、過去の実績を見てしまうとアメリカの場合は大納得してしまう。それ位強いチームです。
アメリカの強さの秘密は総合力。
どれを取ってみてもマイナスのところがありません。
常に安定した戦いができます。
2015年12月に女子の世界最多得点記録を持っていたワンバック選手が引退し、少しチーム力が落ちたかな?と思いましたが、アレックス・モーガン選手の台頭によりチーム力を維持できているのです。
【W杯サッカー】アメリカ女子代表チームの注目選手
注目はアレックス・モーガン選手。
アレックス・モーガン(アメリカ) pic.twitter.com/Ncodb4km0L
— 美男美女の画像bot (@BinanBijoGazou) January 4, 2019
3トップの中央に位置することが多いモーガン選手は、先に行われたシービリーブスカップの日本戦でゴールを決めています。
過去の親善試合も含めると、日本はモーガン選手に必ずゴールを決められています。
キャプテンでもあるモーガン選手を始め、右サイドのベテランのケリー・オハラ選手、モーガン選手との名コンビのトップのミーガン・ラピノー選手にも注目です。
【W杯】アメリカ女子代表チームと日本女子代表の最近の対戦成績
アメリカと日本の対戦成績を遡って見てみましょう。
2016年の国際親善試合は2試合
6月2日3-3、6月5日0-2で日本は敗れていて両方の試合でもモーガン選手にゴールを決められています。すごい決定力で初戦は2ゴール決められています。
2017年8月0-3でこの試合もモーガン選手がゴール。
2018年7月2-4でモーガン選手ハットトリックです。
2019年2月2-2でこれもモーガン選手にゴールを決められています。
3年間の戦績は日本の0勝2分3敗、
もっと遡っても実は完全に勝ったことはありません。
2011年のワールドカップで勝ったのはPK決着だったのですが、勝ちは勝ちですね。
【W杯サッカー】日本女子代表がアメリカ女子代表に勝つためのポイント・キーパーソン
それでは日本がアメリカには勝つことができないのか?
引き分けもあるのだから勝てないことはない、あと1点とれば勝てるのだから。
あるいは1点取られなければ勝てるのだから。
2011年のワールドカップ、前後半終わって1対1、延長前半、アメリカのレジェンド・ワンバック選手にゴールを決められ、万事休すかと思われた延長後半12分、終了3分前に日本のレジェンド・澤選手が奇跡の同点ゴールを決めました。
シービリーブスカップのアメリカ戦でも後半のアディショナルタイム、籾木結花選手がゴールを決めて追いつきました。
慶大卒のなでしこリーガー籾木結花が目指すもの…「女子サッカー選手の価値を発信していきたい」 https://t.co/udVeIuON72 #gekisaka pic.twitter.com/0Vrz4UteLT
— ゲキサカ (@gekisaka) May 16, 2019
これがアメリカに負け越しているチームなのでしょうか?
強く高いモチベーションを持っていたから負けなかったし追いつけた。
ゴールを奪うことができるのに勝てないのは、余計なゴールを奪われてしまう事。
これまでの試合で感じるのはビルドアップでパスミスやプレーの選択ミスを非常に多くしてしまっています。
具体的には中盤から前線へのパスを簡単に相手にパスしてしまうのを多く見ました。
また、相手が近くにいる選手に緩いパスで繋ごうとしてしまい、寄せられてボールを奪われカウンターでピンチを迎える事。
勝つためのキーポイントは正しい判断力と、早いボールスピードで早いパス回し。
これさえできればテクニックの高いなでしこジャパンは絶対に勝てます。
世界一のアメリカには必ず攻め込まれる時間があるはず。
アメリカはゲーム開始からマックスで攻め込んできます。サイドも破られるのも
想定すれば最後でゴールを割らせない。
キーとなる選手はセンターバックの熊谷紗希選手とゴールキーパー。
https://matematemate-naninaninani.com/5219.html
ゴールキーパーの高さがないのが心配ですが何とか頑張ってくれるでしょう。
W杯サッカーアメリカ女子代表2019の注目選手は?戦力分析も!【まとめ】
普通で考えるなら日本がアメリカに勝つのは非常に難しいと思います。
しかし、引き分けている試合もあるのだから1点多く取って結果的に勝ったという事も絶対にあります。
まずは応援している我々が、なでしこジャパンを信じる事です。
そして2大会ぶりの歓喜を全国民で分かち合いたいと切に願っています!
https://matematemate-naninaninani.com/5109.html
最後までお読み頂きましてありがとうございました。