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W杯サッカースコットランド女子代表2019の注目選手は?戦力分析も!

6月7日(金)からフランスで開催される女子ワールドカップ2019。

日本代表は、日本時間2019年6月14日22:00にスコットランド女子代表と2戦目を戦います。

スコットランド女子代表はランキングから見ると格下の相手となりますが、絶対に落とせない重要な試合となります。

今回は、スコットランド女子サッカー代表チームを紹介します。

【W杯サッカー】スコットランド女子代表のチーム紹介

スコットランド女子代表のFIFAランクは20位で7位の日本からみると、格下ということになりますが決して実力は低くありません。

ユニフォームは伝統の濃紺・白・赤で、アウェーは現在、黄・紺・黄です。

スコットランド女子代表の監督はシェリー・カーという方です。

シェリー・カー監督について簡単に紹介しますが、2013年にイングランドのアーセナルレディース監督に就任。女子のFAカップを2連覇し、現在オルカ鴨川でプレーする元代表近賀ゆかり選手とノジマステラに所属する大野選手を指導しました。

2014年には男子スコットランド代表を女性で初めて務め、2017年にスコットランド女子代表監督に就任し、今回の女子ワールドカップに初めて出場させた名将です。

スコットランドはヨーロッパ予選でスイスに対してアウェーは0-1で負けましたが、ホームでは2-1で勝ち、最終的に7勝1敗、得点19、失点7の成績で1位突破し本選出場を決めました。

【W杯サッカー】スコットランド女子代表の注目選手

スコットランド国旗

チームのトップスコアラーはジェーン・ロス、エリン・カスバート両選手の4得点。

しかし、スコットランド女子代表で一番の注目選手はキム・リトル選手です。
中盤の選手でゴールも決められるし、アシストもできるスコットランド代表でチームの核となる選手で間違いありません。

 

ジェーン・ロス
生年月日:1989年9月18日 
身長:165 cm
ポジション:ストライカー
所属チーム: サッカースコットランド女子代表 (#13 / フォワード)、 ウェストハム・ユナイテッドLFC (#9 / フォワード)

エリン・カスバート
生年月日: 1998年7月19日
身長:159 cm
ポジション:MF
所属チーム: チェルシーFCウィメン (#22 / フォワード)、 サッカースコットランド女子代表 (#22 / フォワード)

キム・リトル
生年月日: 1990年6月29日
身長:162 cm
ポジション:MF
所属チーム: アーセナル・ウィメンFC (#10 / ミッドフィールダー)、 サッカースコットランド女子代表 (#8 / ミッドフィールダー)

【W杯サッカー】日本女子代表がスコットランド女子代表に勝つためのポイント・キーパーソン

スコットランド女子代表チームと日本代表の対戦成績は、日本の2勝というデータはあるようですが、詳細は調べましたが不明でした。

なでしこジャパンは技術の高さだけで言えば世界屈指の代表チームです。

特に長谷川唯選手岩渕真奈選手はその中でもトップレベルにいると言っても、言い過ぎではありません。

攻撃に移った時のなでしこジャパンは型にはまればゴールを量産できるテクニックを各自が持っているし、高倉監督もそのような選手を集めました。

ただし、どうしても気になるのがクレバーさと相反する激しさが足りていません。(相反してはいけないのですが。)

特に中盤の選手にスコットランドのフィジカルに対抗できる選手はいません。
スコットランドの攻撃を止めるにはキム・リトル選手を止めなくてはいけません。
リトル選手は162㎝と大柄ではありませんが、必ず止められるディフェンシブな選手をつけるべきでしょう。

若く才能がある杉田妃和選手はU-16、U-20でMVPを獲り、技術の高さは阪口夢穂選手以上という評価がありますが、攻撃的な位置を取る筈です。

同世代の三浦成美選手もベレーザでは阪口夢穂選手と双璧を成すボランチですが、どちらかと言えば攻撃的な選手で両選手がボランチで出る場合、それぞれ161㎝、155㎝という身長はボランチとしては小柄なのが気になるところではあります。

そこでどうしても頑張ってもらいたいのが1世代前の阪口夢穂宇津木瑠美両選手となります。
宇津木瑠美選手はDF登録ですが、MFでもプレーできるので宇津木選手が入れば168㎝と上背があるし、シアトルでプレーしている経験もあるので、スコットランドと十分戦え、リトル選手の能力に十分対応できると確信できます。

ボランチに入ればチーム唯一のハードワーカーができるでしょう。

ちなみにキム・リトル選手もシアトルでプレーしましたが、2015年シーズン終了後に移籍。宇津木選手は2016年6月に加入です。

阪口選手はケガあけで初戦も出るかどうか分かりませんが、十分なパフォーマンスを出せると判断できれば、宇津木選手とコンビを組んでもらいたいところです。

スコットランドに勝つポイントは、キム・リトル選手に仕事をさせない。これに尽きます。
キーパーソンは若手とベテランの融合をできる選手、宇津木選手の身体を張った仕事に注目してください。

W杯サッカースコットランド女子代表2019の注目選手は?戦力分析も!【まとめ】

勝負を度外視してみて、なでしこジャパンのこの大会の熟成度を見るには大きな2戦目となるスコットランド戦。

ワールドカップ前のゲームで修正点が多くありましたがそれを修正できたか。
勝負にこだわっても、1戦目は引き分けてしまう事が多いだけに、2戦目は1戦目の勝敗に関わらず、どんなコンディションでも必ず勝ち点3を得なければいけません。

ヨーロッパでゲームをしてきた日本は既にスコットランドに研究されている筈です。

ここまで来たら勝ちたいと強く思った方が勝つと思った方が良いでしょう。

そのためには現地や遠く離れた日本からフランスまで届くよう強い念を送り、なでしこジャパンの皆さんにはお返しに我々に勝利を送って欲しいと思います。

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最後までお読みい頂きましありがとうございました。