現在行われている世界バレーをテレビで観ていて、あれ?と思った人は多いのではないでしょうか?
ラインズマンがいない!!
通常バレーボールのラインズマンは4人いるのが一般的ですよね。
ラインズマンなしで国際大会が行われるようになったのは2021年のネーションズリーグからです。
この記事では
・なぜラインズマンがいないのか?
・ラインズマンなしで判定はどうしているのか?
を調べてまとめましたので最後までお読みください。
バレーボールのラインズマンはなぜいないのか?
ラインズマンがいなくなったのはコロナの影響と考えられています。
コート上には主審・副審のみ配置し、人の接触を少なくすることを目的として2021年ネーションズリーグから導入されました。
しかし、その後行われたTOKYO2020ではラインズマンが4人に戻り、今回のネーションズリーグはまたいなくなっているので、正式なルールではなく、試験的に導入されているだけのようです。
またラインズマンがいないのは国際大会のみで、国内で行われているVリーグは通常通りラインズマン4人で試合が行われています。
ラインズマンがいるほうが見慣れていますし、主審・副審が見えにくいところのジャッジをするのがラインズマンなのでいないのはどうなのかな?と個人的には思います。
ちなみに日本で行われる国際大会の日本の試合でラインズマンが全て日本人で行われている場合、日本有利の判定にならないか疑問に思ったことはありませんか?
主副審共に自国の審判は出来ませんが、ラインジャッジなどの補助役員は開催国の審判員が務めます。
ラインジャッジの判定は尊重されますが、最終判定は主審が行います。
判定が疑問ならチャレンジが可能なので日本が有利になることはないようになっているんですね。
ラインズマンなしで判定はどうしているのか?
基本的には主審の主観で判定は行われています。
判定に納得がいかない場合、チャレンジシステムというビデオ判定を行います。
チャレンジシステムは、公平なジャッジのために導入されたビデオ判定システムです。
チャレンジは各セット2回失敗するまで要求することができます。
世界トップの男子選手のサーブは120Kmを超えることもあるので、近くで判定しているラインズマンでも正確に判断するのは難しそうですよね。
それをさらに離れたところにいる主審・副審が判定できるものだろうかと疑問に思います。
そのためのチャレンジシステムではありますが、テレビで観るチャレンジの場面で、ボールのイン・アウトが、ボールが少しでもラインにかかっていればインになっていますが、「あんなんアウトや!人の目で判断できるわけ無いやん!!」といつも思います笑
際どいボール判定はチャレンジすれば、大方は納得できそうですね(納得出来ないこともありそうですが・・・)
ラインズマンなしで試合が行えるのは国際大会で使われているチャレンジのカメラが高額で性能がいいためタイムリーなビデオ判定が可能だからと考えられています。
同じカメラを国内のVリーグチームすべてがそろえるのは現実的ではないため、国内の大会でラインズマンがいなくなることはなさそうですね。
まとめ:バレーボールのラインズマンがいないのはなぜ?判定はどうしているの?
バレーボールのラインズマンがいないのは、FIVBバレーボールネーションズリーグ2021から(試験的に導入と思われる。定着するかは不明)で、判定は主に主審の主観でチャレンジによるビデオ判定をサポートとして取り入れているためとわかりました。
ルールが良く変わることで有名なバレーボールですが笑、まさかラインズマンがいなくなるとは思いませんでした!
あなたの疑問解消にこのこの記事がお役に立てば嬉しいです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。